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*懐かしのギャラリー

Original Pignose 7-100
Guitar Player誌 1977年

MESA/Boogie SANTANA Guitar Player誌 1981年

Greco EGF-1200

Sunburst Lady 1981年

Mosrite Japan 70's

The Ventures Model

店主の部屋 別館@やりたい放題散らかし放題

フリーマーケットやリサイクルショップでの工具探し道楽(笑)

ちょっと目先を変えて、愛用する工具のうち専門店以外で購入したものを集めてみました。使えるものは意外に身近にあるみたいですよ!

工具に関する能書きは長くなるので、最後に持ってきますね(笑)。

なおこのコラムは、私(店主)の工具遍遊の一部をご紹介するもので、新品より中古品が優れているとか、専門店よりリサイクルショップを推奨するといった、誤った価値観を披露する目的はありません。ご自身の価値観や、使い勝手を優先した選び方をされていただければ幸いです。

これは電工ドライバーといって電気工事に使われるものです。

現在流通しているものは柄が樹脂製ですが、これは大変古いもので木製柄。しかも大形です。

もう30年以上前に公園のフリーマーケットで入手しましたが、

レスポールタイプのスタッド回しには正にぴったりで、たいへん重宝しています。他には缶塗料のふたを、縁を歪めずに開けられる等、数々の用途で大活躍しています。

本来のねじ回しの出番はあまりありませんが、これこそ掘り出し物!

説明不要で プライヤー です。

特に特殊なものではありませんがご覧のとおり上は NISSAN の刻印があって、出所は車載工具ですね。これはリサイクルショップで入手したものですが、何本かあるうちで、最も「しっかり」したものを選んだのが、たまたまこれに当たりました。しっかりの根拠は、先端の合わせにブレが無いこと。重なりの合わせがしっかりしていて、ガタつきが少ない等です。その他、ご自身の拘るところで選んでいただくのが、よろしいかと思います。

下の大きい方は大学生の時分に解体屋で入手したもので、やはりアメ車の車載工具からでした。たいへん頑丈でメッキの劣化も少なく、長きにわたって愛用できるのはありがたいところ。プライヤーも用途別にこの2種類くらいのサイズがあれば重宝しますね。

レンチ(スパナ)2点です。

10mm 11mm 12mm と、国内規格のエフェクターやエレキギターには必須のサイズばかりです。それだけに私にも拘りがあって、満足できる適合に出会うまで、何回も買い直した結果がこの2点なので、それなりの達成感はありますね(笑)。上は両側ともに 12mmのメガネとのコンビネーションですが、ナットとのフィット感は群を抜いています。

メガネ側の中心がちょっとセンターズレしているのはご愛嬌(笑)。

下は 11mmと 10mmで、これも好フィットで重宝しています。

上は国産。下は何とインド製で、両方ともフリーマーケットにて入手。


成功例ばかりではなく、ハズレの例もご紹介します。11mmと 12mm で、こういう形状は所有していなかったため、おあつらえ向きと購入したのですが、持ち帰って使ってみると、特に 12mmの方はユルユルで使い物にならず、あえなくお蔵入りとなってしまいました(号泣…)。

後になって気付いたのですが、1/2インチ(12.7mm)と 7/16インチ(11.11mm)として使うと、正にジャストフィット?なのです…

推測するに、1/2インチと 7/16インチのレンチに 11mmと 12mmの刻印を打って出荷したものではないかと? こんなのアリですか!?

ストラトやレスポールのジャックを取り付ける際、板の厚みによっては、板をナットでサンドイッチして締める場合があります。

そんな時にスペースの狭い下側のナットのホールドに重宝するのが、これらの薄型レンチです。

大形のは6種類に対応した万能型ですが、筐体内等の狭い場所では使いにくいという弱点もあります。

これはフリーマーケットでの入手ですが、百均の商品のようです。

上の小さな2つは参考例で、13mmと 14mm。参考例と書いたのは商品ではないためで、組立家具の付属品だったものを活用しています。

これらは意外に使えるので、特に 10mm、11mm、12mm、13mmがあったら確保しましょう。13mmは 1/2インチにも代用できますよ!

意外に重要なのが厚みで、薄型と表示されていても 3mm厚のものがあり、私の所感では楽器には 1.5 ~ 2mm厚くらいが適当と思います。

こちらはインチ規格です。

上が 1/2インチのコンビネーションで、下が 1/2インチと 7/16

インチの双頭レンチです。

実状はジャックもポットも  1/2インチの独壇場であるため、使い勝手の良いコンビネーションの方ばかり出番があります。

私はインチ規格が苦手で、1/2インチのナットや 1/4インチ径のフォンプラグ等には馴染みがあっても、それ以外はからきしダメ(ギターの弦長 ≒ スケールや、指板の R は除きます)で、把握できていません。

必要に応じてミリ規格との互換表が欠かせないのです。

例えば、7/16インチ(11.11mm)って、どのくらいのサイズなのかパッとイメージできますか? 下記の Jim Dunlop では出番でしたが…


インチ規格のソケットレンチセットで、台湾製のものです。フリーマーケットで激安表示だったので理由を尋ねると、何個か歯抜け(欠品)で何個かミリ規格混入(笑)との正直な理由に納得。最低でも 1/2インチがあれば良しとして購入しました。しかしダークホースは 7/16インチで

 Jim Dunlop製の Cry Baby に大活躍してくれました。→ 画像右

これは少しオフセットした位置にナットがあるので、ソケットレンチの独壇場です。私に倣ってこのような “訳あり品” を求める際は、最低でも何は必要との基準は持つべきでしょう。まぁ単品補充もできますが…

こちらは C形クランプです。

流通している工具の大半が国産だった時代の、シンプルにして精緻なうえに、スキのない製品です。後から買い足して所有数が増えていくうちに、使い勝手の善し悪しがどうしても見えてきてしまうものですが、そういう時は、気に入るものとそうでないもので、何処に違いを感じるのかを考えるようにしています。たかがクランプですが、世界は深いです。

中古の工具でも私が避ける分野がありまして、それが “刃物系” です。

ノミ ヤスリ ニッパー等、いろいろありますが、大抵は終わっているというか、使い物にならないものが殆どです。画像左はそうした中でのアタリのご紹介で、中央の半丸ヤスリには未だ値札が残っていますね。

これは奇跡的に使えるヤスリの反面、写っていない反対の平面側のヤスリ目は磨滅が進んで終わってしまっていました。だから安いのか…

下の丸棒ヤスリはこの半丸ヤスリのオマケでいただいたもので、先端が折れてしまっています。が、欠点はそれだけで、問題なく使えます。


上は「ヤスリクリーナー」という専用のワイヤーブラシで、文字どおりヤスリ目に詰まった削り屑を掃除する道具です。これが無いと、ヤスリはすぐに使い物にならなくなってしまいます。面倒でも使い終わったら必ず掃除する習慣を持ちましょう。中古ヤスリの再生も、先ずこれで徹底的に掃除することから始めます。中古品ではなく新品で求めました。

画像右は、懐かしい鉛筆をダースで販売していた際のプラケースです。

これは中古品ではなく自宅にあったものの流用ですが、棒ヤスリの収納に適当だったのでご紹介しました。強いて難を言えば、収納できる長さに制限があり、脆いスチロール樹脂製で壊れやすいことですかね。

私も何度か落下させているうちに割ってしまい、修理痕があります。


この大形メジャーもフリーマーケットでの収穫品で、20mまで測定できる優れもの。JIS規格品で、精度も必要にして十分です。シールドケーブルの長さ測定をはじめ、敷地の測量にまで活躍してくれています。

その前は百均の 10m物を使用していたのですが、メジャーが経年劣化を起こして貼り付いて(溶着)しまったため、買い直したものです。

非常に重宝するこのメジャーにも泣き所があって、それは収納です。

形状と大きさから、とても収まりが悪いのです。苦肉の策ですが、ミカンが入っていたネットの活用をひらめき、壁にかけることで一件落着。

 “刃物系” を避ける分野と書きましたが、同様に “測定系” にもそれが言えます。例えばスケール(定規)でも、摩滅して目盛が判読できなかったり、形状が歪んで波打っていたりするものは選べませんよね。

価格に目を奪われず、必要にして良い物を探して欲しいと思います。

この他にもあるので、入手時のことを思い出したらアップしますね。

ドライバー(ねじ回し)のこと。

冒頭の “電工ドライバー” は例外で、楽器類に使うドライバーはプラス頭の方が圧倒的に多く、それも小さい規格に集中しています。

楽器用サイズ的には小さい方から 00番、0番、1番辺りで気に入ったというかネジ頭とのフィットを最優先に探すことにしているのですが、工具店で著名ブランドのドライバーを購入しても、いざ使用するとネジ頭とのフィットに満足できなかった経験もあるのです。皮肉なことに百均のドライバーの方に、フィットの軍配が上がることも稀にあるのです。

後述しますが、楽器用の工具には必要以上の強度は求めないようにしているので、価格に拘らずフィットの方を優先するようにしています。

またネジ頭の方も形状が一定ではないため、同じ 1番のドライバーでも何種類かを所有し、最もフィット感が良いと感じるものを使うようにしています。ネジは小さいほどデリケートなので、破損させないように細心の注意を払ううえ、特に専用ネジは代替が利かないので尚更です。

店主評(というか、後に持ってきた長い能書き):

この仕事を始める前から、遡れば 10代前半の頃から、工具には大きな関心がありました。最初の師匠である叔父からも、「道具をケチる者は大成しない」と説教されたのもそうですし、そもそも何かで代用したことでの失敗経験や、適切な工具を使わないことでのストレスは嫌というほど味わってきたので、より良い工具を探すという行為は自然と身に付いたと言えるでしょう。実はこれは今に至っても続いているのです。

但しあらかじめ明言しておきたいのは、楽器には楽器に適した工具があるということです。私(店主)はクルマ(自動車)も同様に愛用し、メンテナンスも可能なところは自身で行っていますが、楽器とクルマの工具ははっきり箱から分けており、決して共用することはありません。

同じ規格のレンチ(スパナ)であっても、別に用意してあります。

これは、要求される強度やサイズが異なるために他なりません。

例えばレンチについて、楽器用では精度と取り回しに不自由しないサイズを優先される場合が多いでしょう。ナットは小さいサイズが多く、締める場所も狭い場合は小形の方が便利だったりします。一方で強度は、締め過ぎると壊してしまう繊細さを求められる箇所が多いため、それほど(といってもあまり脆弱では使えませんが)重要ではありません。

クルマについては相反するところが多く、甘っちょろい締め方をすると大事故にも繋がりかねないため、渾身の力で締めるケースもあります。

ネジもナットもそれなりの強度で作られているため、場合によっては、渾身の力で増し締めを行うことさえあるでしょう。

ドライバー(ねじ回し)については、圧倒的に使用するネジのサイズが異なる(楽器用のネジの方が小さい)ため、これも共用はありません。

教訓めいた覚え書き@ご参考までに

・新品を買わないでいきなり中古品ということはあまりない。

 なぜなら善し悪しの判断基準が無いうちには手を出さないから。

                         2026 May 31